犬の無麻酔歯石除去 (東京北区パピーハウス)

2018/05/15

犬の無麻酔歯石除去(東京北区パピーハウス)

本日のお客様はウエスティのとわちゃんです

性別 女の子

年齢 14歳

とわちゃんは、元保護犬で縁あって今の飼い主様の子として幸せに暮らしています

歯石除去は2年前から始まりました

子犬の時から成犬になるまで、どんな食事をしていたのか?

保護犬出身の子は、ほとんど口腔内の環境が悪く歯が若くてもボロボロの子ばかりです

歯磨きをするだけで歯茎から出血します

歯も簡単に抜け落ちます

とわも最初は酷い状態でした

今では出血もしなくなりました

犬の歯の状態は食事でほぼ決まります

そして食後のお手入れも大事です

子犬の時の玩具選びも大事です

乳歯が抜ける頃の与えるガムも大事です

 

犬を捨てる人は、フードも安価な物を与えるでしょう

フードの勉強もしないでしょう

玩具を果たして与えるでしょうか?

保護犬で玩具の遊び方や噛み方を知らないワンコをたくさん見てきました

食器も衛生的にしていたでしょうか?

新鮮なお水がたっぷり与えられていたでしょうか?

動物を遺棄するような(犯罪です!)人の反対の事をすればワンコの歯は歯石が付きにくくなると思ってください

大人になっても子犬の時と同じにフードをふやかしている飼い主様がいます

大人の歯に生え変わった子にいつまでも柔らかい物を食べさせていたら食べかすが付き、歯垢となりがっちり歯石が付きます

フードをふやかすということは水分が含まれているのでお水をあまり飲みません

多頭飼育の業者は安上りで手間がかからないので、よくやる手です

野生の狼なら犬歯で捕獲した生き物の肉を割き、臼歯ですりつぶし捕食します

だから歯石など付きません

そして寿命も短いです

ペットのワンコは野生ではありません

飼い主が適正な飼育をしなければあっという間に歯はダメになります

 

とわちゃんは2か月ごとに歯石除去です

過酷な環境で育った子の例ですね

最初から正しい飼育を受けていればシニア犬になっても歯石除去は1年に一度くらいで済みます

 

これから子犬を迎えようとしている方々に正しい犬の歯の知識を身に付けてほしいと思います

購入されるペットショップやブリーダーから教わってください

それでも不安な方は是非パピーハウスにご来店ください

お待ちしております