柴犬のシャンプー(東京北区パピーハウス)
本日のお客様は黒柴犬のゆずちゃんです
性別 女の子
年齢 8歳9か月
ゆずちゃんはパピーハウスの旧HPで来店してくれました
お付き合いはもうじき4年になります
初来店の時に伺った注意点は、体を痒がると言われましたので、初回サービスのトリートメントを変更してマイクロバブルにしました
毛量の密度が濃くて、中々皮膚に到達しない子です
毛をかき分けても皮膚に異常は見られませんでしたが、お腹やおへそ周りに湿疹がたくさんありました
内またにも湿疹を発見
飼い主様はマイクロバブルを気に入っていただけ、その後ずっとマイクロバブルを続けております
マイクロバブルを数回続けているうちに湿疹は全て消えました
この時に気を付ける事はドライヤーの温度を低め設定にすること
被毛の付け根までよく乾かすこと
何度も何度も毛の中に指を入れて湿気の確認をします
柴犬は他の犬種に比べて被毛が濡れにくく、濡れたら乾きにくい毛質です
猟犬として使用される犬種なので雨や雪に強い毛質となってます
ご自宅でシャンプーする時は、水分を吸収しやすいタオルを何枚も用意して拭いてください
ハンドラは温度が熱くなりやすいので持つ手首を振りながら一定のところにずっとドライヤーを当てないよう気を付けてください
ドライヤーをしながらスリッカーブラシやコームも使ってください
一見乾いたように見えてもコームで溶かすと水滴が付いてきますよ!
ゆずちゃんも、以前通っていたトリミングサロンで湿気が残ったまま帰ってきて湿疹が発生したそうです
パピーハウスもよそ様のサロンの事は言えた義理ではありません
何度も何度も注意が必要です
今回のゆずちゃんは、痒みは全然ない様子ですが、ハゲを数か所発見しました
毛量が多いので飼い主様も耳のハゲしか分からなかったようです
体にも数か所ハゲがありましたので、すぐに病院へ行くようお願いしました
次回来店の時に原因が究明出来てることを願ってます
柴犬を飼ってる方はトリミングに出さない方が多いですね
柴犬は元々水を嫌う傾向があります
子犬の時から自宅シャンプーを慣らしておくといざサロンに出してもおとなしく出来る子にしておきましょう
タオルドライだけで自然乾燥させるならシャンプー自体しない方がいいかと思います
ブラッシングして蒸しタオルで拭きとる
あるいは汚れをふき取る犬用ウェットシートもいいかと思います
湿気を残すのは柴犬の皮膚に菌を繁殖させます
皮膚病の原因にもなりかねません
ワクチンやフィラリア検査時に動物病院で皮膚のチェックしてもらう事お薦めします
家族として暮らしている犬種の毛質や体質等、買う前に勉強することも大事ですよ~
因みに日本犬のシャンプーを断るトリミングサロンもあります
パピーハウスはお受けします
何か困ったことなどありましたらお気兼ねなくご相談くださいませ