ビビリのシニア犬のトリミング(東京豊島区パピーハウス)
本日のお客様はプードルのラグ君です
性別 男の子
年齢 11歳11か月
ラグ君は先日の記事のパル君の同居犬であり、先輩犬でもあります
ラグ君とのお付き合いは彼が1歳半からです
ご自宅は車で2~30分と離れています
何故、飼い主様はパル君を遠いパピーハウスに連れてきたのか?
1年半何処のサロンに通っていたのか?
トリミングジプシーをされていたようです
ハッキリおっしゃらないですが、断られたのか?あるいは申し訳なくて行きづらくなったのか?
原因はパル君のビビリのせいでした
臆病でトリミングが怖いらしい
臆病が度を越して攻撃に出るタイプ
サロンを変えるとラグなり様子を見るようです
慣れた頃、攻撃が始まります
パピーハウスでも、最初は噛みませんでした
飼い主様が拍子抜けされてました
徐々に牙を出し始めました(笑)
口輪は必須アイテムです(笑)
ラグに慣れない頃は指を噛まれ流血は日常茶飯事でした
ご自宅でも嫌な事には噛みつきご家族全員負傷されました
そこで訓練所に入所しました
数か月後、パピーハウスに戻りましたがトリミングには牙を向くのは変化なしでしたが、少しづつ心を開いていき、家族にもある程度は噛まなくなりました
しかし、自宅でのブラッシングは口輪が必要だそうです
完全に飼い主様達は見下されています(笑)
パピーハウスで変わった事は、二人掛かりでする作業は耳掃除だけになり、他の作業は口輪さえすれば一人で出来るようになった事!
これは大進歩です
噛みつく子を12年トリミングするって凄い事なんですよ~
こちらも、心から怖がらない!
何処か、可愛いと思える瞬間がある!
プードルで口輪をして顔のカットどうするか、分かりますか?
その子その子によりますが、ラグ君は下ごしらえが終わりドライヤーが済むと何故か顔のカットさせるんです(笑)
ここまでに何年かかったことでしょう(笑)
でも、あまりしつこくカットしてると口角が上がり出すので、そこで終了~
阿吽の呼吸でしょうか(笑)
ビビリのワンコの飼い主様へ
もしパピーハウスにトリミング依頼でしたら完全な大人になる前にお連れください
そして飼い主様もラグ君のママのように出来る限りの努力をお願いします
トリマーもワンコもケガしない子になることを願います