目が見えないアメコカのトリミング(東京北区トリミングサロン)
本日のお客様はアメコカのラッキー君です。
性別 男の子
年齢 14歳5か月
ラッキー君は今から7年半前に来店でした。
その当時から若年性白内障とコッカー特有の耳の病気で治療中でした。
しかしその頃はまだ見えていて耳も聞こえていました。
2年ほどトリミングに来てくれましたが、残念ながらお引越しが決まりお別れとなりました。
お引越し先は同じ区内でしたが車で15~20分かかるので通えないとのことでした。
それから3年後、突然飼い主様からトリミングの予約を受けました。
今まで通っていたトリミングサロンからラッキー君は高齢になったので断られたそうです。
3年ぶりに逢ったラッキー君は完全に目が見えなくなってました。
でもお散歩は行ってるそうです。
耳は手術をして耳道をふさいでました。
これで完全に聞こえなくなりました。
体重は12キロ。
全身のイボも増えてました。
トリミングテーブルでは、ほぼ立ってくれません。
寝たきりでバリカンをします。
おそらく今までのトリミングサロンは、この状態を見てお断りしたのでしょうね。
因みにラッキー君にはメイト君というプードルの後輩犬がいます。
メイト君と合わせて2頭のトリミング時間は5時間かかります。
一人体制のトリミングサロンでは、おそらく他のワンコのトリミングは出来ないでしょう。
飼い主様は往復30~40分かけて来店してくださるのでパピーハウスは最後までお付き合いさせていただきます。
ワンコのトリミングとは、見た目の綺麗さも大事ですが体調不良のワンコでも噛みつくワンコでも寝たきりのワンコでも精一杯清潔にする事だと思います。
写真のようにラッキー君は完璧に綺麗に仕上がっておりません。
でもトリマーもワンコも怪我無く無事に飼い主様にお返し出来てホッとしております。
ラッキー君のように色々問題があるワンコでもパピーハウスはお引き受けいたします。
しかし仕上がりは清潔第一なので仕上がりはお許しくださいませ(__)