元保護犬の無麻酔歯石除去(東京北区トリミングサロン)
本日のお客様はダックスのきなこちゃんです。
性別 女の子
年齢 6歳7か月
きなこちゃんは、ブリーダーの繁殖犬だったようです。
保護団体から今の飼い主様に来たばかりでした。
もうじき避妊手術の予定があるそうです。
その時に、獣医師から歯石が酷く歯茎も悪いので歯は全部抜く予定と言われ少しでも歯を残したいとパピーハウスに来店されました。
しかしパピーハウスは獣医師ではありませんのでできる限り歯石を取る事で了承いただきました。
先ずは1回目の施術で50%歯石が取れました。
それから4日後に残りを全部取り切りました。
初回の無麻酔歯石除去の時に気になったのは、鼻から黄色い鼻水が出ていました。
おそらく歯の菌が鼻腔に入っていると思われます。
飼い主様もクシャミが気になっていたそうです。
2回目の時に来店された時には既にクシャミは止まっていました。
鼻水も出なくなりました。
後は、避妊手術の時に歯を診た獣医師がどう判断するかです。
素人の私が見た限りではグラグラの歯は数本だけでした。
犬歯や臼歯はとても、しっかりしていました。
犬にとって犬歯と臼歯はとても大事な歯です。
この歯だけでも残りますように!!
きなこちゃんの新しい飼い主様は、数年前にダックスを亡くされているそうです。
きなこちゃんは、今の新しい飼い主様に救われましたが、飼い主様もきなこちゃんに救われたはずです。
辛い6年間だったと思われますが、これからの犬生はその過去を帳消しにする素晴らしいものになる事でしょう。
避妊手術後の次回のトリミング来店を楽しみにお待ちしております