イタグレのシャンプー(東京板橋区トリミングサロン)
本日のお客様はイタグレのカーロ君です。
性別 男の子
年齢 3歳1か月
カーロ君が初めてパピーハウスに来店したのは、1歳半の時でした。
イタグレが何故?シャンプーに来店するのか不思議でした。
ツルツルの被毛だから、自宅でシャンプーしてタオルドライの飼い主様が多いと思い込んでいました。
飼い主様は、わざわざ車で連れて来てくださいます。
有難い事です。
イタグレは他の犬種と違い体の構造が全然違います。
首が細く長い。
尻尾が細く鞭のようにしなやかで長い。
四足が薄く細く長い。
特に後ろ足は向こう側が透けるような皮膚をしています。
一番気を付けるのは骨折です。
シャンプー中はお店のリードを付けてます。
ドライヤー中もリードは外しません。
通常は、トリミング終了のワンコはフリーにして飼い主様を待たせるのですが、万が一の事故を防ぐため、イタグレだけはケージで待ってもらいます。
そしてもう一つ、カーロ君は外でもハウス内でも足を上げてオシッコをします(笑)
なのでマナーベルト着用で待機してもらいます(笑)
パピーハウスは歴代のワンコがシーズーに、ワイヤーダックス、そして猫がマンチカン(笑)
何故か短足チームばかりでした。
なので、足長のイタグレはビビります(;^_^A
この犬種は走ると速いんですよね。
もし脱走したら、人間は追い付けません。
トリマーとして気を付ける事は、骨折以外にも脱走です。
トリミング室のドアの開閉にも注意します。
毎回ハラハラドキドキです(笑)。
ご自宅でイタグレをシャンプーしている飼い主様へ
皮膚が比較的弱い犬種なので、すすぎだけは充分にしましょう。
タオルドライは水分を吸収するタオルを使いましょう。
爪切り、耳掃除、肛門腺はトリミングサロンか、動物病院で定期的にしてもらいましょうね